本棚

本を読むシアワセ。違う世界にどっぷりと浸ることが出来るシアワセ。このシアワセは人によって違うから面白い。 自分の読んだ本にちょっとした感想を添えて。

タルトタタンの夢

タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)
(2007/10)
近藤 史恵

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とあるビストロでの話し。なにげない接客だけど、謎が…。お客様の一人一人、スタッフの一人一人が謎と秘密を抱えていて…。
それを料理でときほぐす。
美味しそうな解決だな〜。

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逆髪

逆髪―土御門家・陰陽事件簿逆髪―土御門家・陰陽事件簿
(2007/06)
澤田 ふじ子

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ひさしぶりの笠松平九郎サマ。でも今回はちょっと脇にまわりぎみ。それでも面白い。京都の街を古地図を手にして歩いてみたくなる。
それにしても、表題の逆髪の話は怖かった。こんなに権力もってるの!って。
なんとも…、はや。

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アクアリウム

アクアリウムアクアリウム
(1993/02)
篠田 節子

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僕たちの終末

僕たちの終末僕たちの終末
(2005/05)
機本 伸司

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少し未来の話。太陽の影響で地球が蒸発してしまう?いやとにかく気象がおかしくなって…、要するに人間の生存できる状態ではなくらるらしい。それを観測していた天文学者の神埼正。彼は政府がつくるシェルターや宇宙ステーションを跳び越して「よその星」への移住を計画する。ようするに逃げ出すのだ。けれどそれは太陽系ではなく、もっと遠い星系へ…。そのために必要なものは宇宙船で。
一人では作れないから彼はある計画をたちあげる・・・。

発想は面白い。けれど波に乗れない。読むのはちょっとつらい。上手く動き出すまでの葛藤とか問題が山積みで、それが必要なんだけど、読むほうにしてみると、進展がなくてつらい。
だから後半は面白いくらい一気に読める。そこまでたどりつくのがしんどいけどね。

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ラベルのない缶詰をめぐる冒険

ラベルのない缶詰をめぐる冒険ラベルのない缶詰をめぐる冒険
(2007/04/25)
アレックス・シアラー

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僕はあたらしい趣味をみつけることにしたんだ。誰もやってなさそうな…。それはラベルのない缶詰を集めること。けれどそれは孤独だし、缶はたまってくるし…、仕方なしに開けてみた缶にはピアスが一個。これはどういうことなんだ!

ちょっと怖くてグロテスク。缶詰がちょっと怖いかな(笑)。でも冒険なんだよ。冒険!子どもが一生懸命謎をといていく冒険。大人はなかなか子どもの話を信じないしなあ。
面白かったです。

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命の遺伝子

命の遺伝子命の遺伝子
(2002/08)
高嶋 哲夫

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アキツは突然巻き込まれた。遺伝子の世界的な権威ということで巻き込まれたのはナチの幹部を追うということ。自分が望んでいないのに巻き込まれ、命を狙われていく。
ナチ、その幹部を追うだけで何故自分が巻き込まれたのか。
渡されたサンプルから判明した驚くべき事実。そして…、残された時間のないアキツ。
総ての答えは遺伝子にあった。

面白。ちょっとありえないとも思うけど。まあ小説だし。展開は早いし、でもナチならありそうって思ってしまった。あのころの科学力。あのままナチが力をつけて研究者を育てていたら…。

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妙なる技の乙女たち

妙なる技の乙女たち妙なる技の乙女たち
(2008/02)
小川 一水

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軌道エレベータをめぐって乙女たちが自ら持っている技を使い生きていく。短編。

なんてかくと、すごくサバイバル(笑)。でも、そうじゃなくて、いろんな環境で自分の身につけているスキル、資格とか考え方とかで自立していくお話。
けっこう面白い。軌道エレベーターが絶対必要というより、新しい環境って感じかな。
ちょっと元気が出る本。

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わたしのなかのあなた

わたしのなかのあなた (Hayakawa Novels)わたしのなかのあなた (Hayakawa Novels)
(2006/09)
ジョディ ピコー

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妹は姉のために産まれた。だから姉に腎臓をあげるハズだ。家族はそう思っていた。けれど妹のとった行動は両親を相手に裁判を起こすこと。
病気の姉を救うために遺伝子の型まで選んで産まれたアナはなぜ裁判を起こすに至ったのか。
家族、愛してるからこそ望む犠牲。けれど本当にそれが愛なのだろうか?病気の姉を中心に家族が思うこととは…。

さみしかった。終わりはネタバレになるから言えないけれど。すごく考えてしまう一冊。
もし私が母親の立場になればどうするだろう?苦しい。
アナが裁判を起こすことによって、一家に波乱が巻き起こり、改めて家族のことを考える。
周りが見えなくなってしまう母。けれど、普段は子どもたちを普通に愛する母だし。父親も子どものことを考えてずっと行動している。でもちょっとだけ逃げてるのかな?
とにかく最後が辛かった。最後にやっと表題の意味がわかる…。

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愚行録

愚行録愚行録
(2006/03/22)
貫井 徳郎

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とある一家惨殺事件。その真相とは一体どういうものだったのだろうか。

なんて愚かしいのだろう。
愚かな行為は愚かな行為へとつながっていく。
本当に人はどこまで愚かなのだろう。始まり方と内容がちょっと違って、なんだろう?っておもっていたら「こう繋がる!」ってびっくりしちゃった。
愚かだな。でも人らしいかも。

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世界でたったひとりの子

世界でたったひとりの子世界でたったひとりの子
(2005/12)
アレックス シアラー

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世界に老化を止める薬が蔓延して老人が増え、反対に子供が生まれなくなった未来。「こども」は貴重な財産になりつつあった。タリンはディートと一緒にいる。けれど親子関係ではなく相棒だそうだ。タリンは自分が商品であることを自覚している。そして大きくなれば商品価値がなくなってしまうことも。
ディートはそんなタリンにPP(ピーターパン)の処置をほどこして永遠に子供でいさせようとする。
けれどタリンは大人になりたくて…。

これは確かに世界でたったひとりの子だ。PPでいようと、なんであろうとかれは「たったひとりの子」なのだ。読んで欲しいと思う。小学校高学年なら読めるだろう。そして抱きしめてあげれば十分なのだと思う。すごくいい本だった。ここであれこれ書くよりも読んで欲しい。

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山彦ハヤテ

山彦ハヤテ山彦ハヤテ
(2008/02/27)
米村 圭伍

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ハヤテは山で自給自足の生活をしていたが、ある日浪人姿で怪我をして気絶したお殿様を拾う。二人のちょっとずれて、ちょっとのんびりした生活にひょんなことから狼が仲間入りして…。
お家騒動の渦中、お殿様をめぐって繰り広げられた争いにハヤテと狼の尾なしが乱入。
はてさて、どうなることやら。

面白い!なんだろう、これ。さらさら読める。時代小説の「剣客」がいてお家のために!という家臣がいて仰々しい!っていうんじゃんくて。等身大の登場人物が(性格がのほほんとして人が良すぎる感もあるが)一生懸命生きているんだよ。この殿ののほほん具合もたまらん。尾なしがかわいい。
う〜、ハヤテがこの後どう成長するのか見てみたい!

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